子供が本を読まない?本好きに育てるために親が気を付けたい3つの事

「どうやったら読書好きになるの?」

この質問を私は何度となく受けてきました。

ウチには2人の子供がいます。中学生の長女と小学生の長男です。

2人とも、とっても読書が大好きに育ってくれました。

特に上の子は”本の虫”状態で、小学校6年生の初め頃までは一日のほとんどを読書に当ててきました。

そんな2人の子供を見て、周りのママ友さん達は私に子どもを本好きにする方法があるのかと尋ねてくるのです。

最初は本好きになったのは偶然で、特に秘訣なんてないよ~と思っていたのですが、なんだかウチの家庭とよその家庭とでは、子どもと本に対する姿勢に いくつか違いがある事に気づきました。

他のママ友さん達と育児の話をしたり本屋での行動を見ていて、「こんな風にしたら子供ももっと本を好きになるのにな~」と私なりに思う所がいくつかありました。

子供に本の素晴らしさ、読書の楽しみを知ってもらいたいお母さんは多いはず!

学校生活での学力や集中力。さらには人生の考え方にまで影響を及ぼす本を、最低でも嫌いにはなって欲しくないはず!

子供が本を好きになるように、親が気を付けるべき事を私なりに考えてみました。

 

読み聞かせをお願いされたら、断らない

「読み聞かせ」・・・みなさんは読み聞かせって好きですか?

私は正直、本の読み聞かせが嫌いでした。

「お母さん、読んで―!」と満面の笑みで絵本を持ってくるのは可愛くて愛おしいのですが、ぶっちゃけめんどくさいんですよね。

読み聞かせの間は他の家事が出来ないし、私が何か別の事をしている時に限って、読み聞かせをお願いされる。

忙しくしていると、ついつい後回しになってしまいますが、読み聞かせをする事で本好きの第一歩がひらける様な気がします。

まず本を読むという行為が日常化し、読書が当たり前になるのです。

「なんで本を読んでいるのですか?」

「そこに本があったからです。」(笑)

こんな風に、本があれば読むものだという感覚が生まれます。

特に親が読書好きでなくても読み聞かせをする事で、「本=読む」が定着します。

ここでの気を付ける事は、子供が選んだ本を読んであげる事です。

親が読みたい本ではなく、子供が読んでほしい本を読み聞かせてあげて下さい。

例えそれが30回目に読んであげる本でも、買ったばかりの絵本を一度も読んでいなくても、子供が選んだ本を読んであげると、次の日もまた次の日も絵本を持ってくるようになります。

一般的に読み聞かせをおねだりしてくる年齢は、2歳から小学校に入るまでの4年ほど。

何十年の人生において、たった数年しか読み聞かせをしてあげる期間はありません。

ウチも毎日毎日読み聞かせをしたのは、ほんの2年。

めんどうだったけど、子供の読書好きのきっかけを作ってあげることが出来た2年間だったと思います。

 

子供が選んだ本を受け入れる

「うちの子、全然本を読まない」

幼稚園の子供を持つママ友さんが言った言葉です。

しかし、その子を自宅に招いて遊んでいた時、「たのしい幼稚園」を真剣に読んでいました。

また他のママ友さんは「たのしい幼稚園」や「ぷっちぐみ」などの、子供向け月刊誌系は、絶対に買わないのだそうです。

何で買わないのか聞いてみると、

「あんなの一瞬で読み終わるし、もったいない」

「本じゃなくてマンガだから」

と答えていました。

そんな2人のママ友さん達は、子供が本を読まない事に悩んでいました。

 

まず「たのしい幼稚園」などの子供向け月刊誌ですが、私は立派な書籍だと思っています。

これについては各家庭で考え方は違うと思いますが、本好きにしたいなら情報誌から知的好奇心を満たす喜びを教えても損は無いと感じます。

子供向け雑誌のような月刊誌は、おもちゃやアニメなどの子供の世界においての情報が詰まっています。

子供は、自分の好きがいっぱい載っている本を読みたいのです。

そして病院の待合室で何度も読んだ本や、友達の家で読んで面白かった本を買って欲しいとおねだりする時もあります。

親からしたら「一度読んだ本を、なんで買わなくちゃいけないのか?」と思っちゃいますが、子供が選んできた本を「それでイイよ」と許してあげて欲しいのです。

そうしていく中で子供は、本を選ぶ主導権は自分にあるのだと自覚していきます。

そうすると どんどん自分で本を選ぶようになります。

自分の考えを否定されず、親に「イイよ」と言ってもらえるのですから、こんなに安心することはありません。

反対に自分の本の趣味を否定されると、本屋さんに行っても買ってもらえない。読みたいものが読めない。

だったら何を読めばよいのか分かりませんよね。

結局、本を選ばなくなり、読むことから遠ざかってしまうような気がします。

子供って「なんでそんな本選んだの?」と首をかしげるようなチョイスをする時もありますし、「正直、その本買うのもったいないな」と財布のひもを閉めたくなる時もありますが、「いいよ」と承認してあげることが、より一層 子どもを本好きにさせるのだと思います。

 

読みたい本と読ませたい本の2冊を買う

「1冊だけ買ってあげるね」と言って本屋に足を運んでも、結局 親が読んでほしい本を一冊だけ買って帰るなんて事ありませんか?

先に言った通り本好きにするなら、本の選択は子供がする方が良いと思っています。

子供が今読みたい、今その情報を知りたい、今書いてある内容に触れたいと思ったタイミングが、その本を読むベストなタイミングです。

このタイミングを逃してばかりいて、読みたくもない本を与えられ続けると、「本=読む」ではなく「本=必要がない」と印象付けられてしまいます。

しかし親の基準からすれば「何でソレー!!」とツッコみたくなるような本を持ってくるのも事実。。。

お母さんが読んでほしい本だって、たくさんありますよね。

そんな時は、本を2冊買うのが一番良いかなと思います。

子供が選んだ本と、親が選んだ本の2冊を買うのです。

すると子供は、自分の好きな本が買ってもらえる、書店という場所が大好きになります。

もちろん いくらでも買ってあげるのは、しつけの面でも良くありませんから、月1冊などのルールは必要になってくるかと思います。

ウチの場合、本2冊の出費はイタイですから、私は図書館を利用したりしていました。

本が2冊買える余裕のある時しか、本屋に行きませんでした。

子供が、今読みたいと思わない本を、すぐに読むことは無いかもしれませんが、「本=読む」が定着してくると、テーブルの上にそっと置いてあるだけで、読むようになります。

これは実際にウチでよくやることで、読んでほしい小説や学習漫画、図鑑などを、さりげなくテーブルの上に置いておくのです。

うちの子たちは「本=読む」なので、絶対に手に取って読んでいますw

趣味に合わなくて最後まで読んでくれない時もありますが(泣)

 

結局は子供が選んだ本に口を出さないという事?

長々と書いてしまいましたが読み返してみると、子供が選んだ本を承認してあげる。この一点に尽きるのかもしれません。

読み聞かせをする時、書店で本を購入する時、図書館で本を借りる時、待合室で本を読む時、どんな場合でも子供の本の選択に口を出さず、見守り、子供が選んだ本を受け入れる。

結局、子供に本を選ばせて、親がその選択を受け入れる事が本好きにする一番の方法なのかもしれませんね。